[成績を上げたい方は必見]社会科の勉強方法を徹底解説[公民編]

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

アメリカの国会議事堂社会の勉強方法を徹底解説シリーズ。
今回は、公民編です。

歴史編→https://koko-koko-a-mondo.com/junior-high-school-entrance-exams-11/
地理編→https://koko-koko-a-mondo.com/junior-high-school-entrance-exams-12/

公民の成績を上げたい方向けの記事になっています。
内容は以下の通りです。

  1. 地理のNGな勉強方法
  2. 効果的な勉強方法
  3. まとめ


捕捉:記事の信頼性

簡単な自己紹介です。

中学校社会科・高校日本史の教員免許を持っています。

大学時代から、学習ボランティアや塾講師として教育に携わってきました。

現在は中学受験の塾で働いていて、講師歴は6年目になります。

大学受験の際には、部活動を引退した8月から勉強を始めて、偏差値20以上のUPを経験してるので、これからの方法に一応説得力はあるのかなと思います。

 

1.公民のNGな勉強方法

今回も、効率の良くない勉強方法を2つご紹介します。
公民が苦手な方は、自分の勉強を振り返ってみてください。

言葉の次元を考えない

公民の学習で、とても大切なのがこれです。
実は公民で出てくる言葉の多くには、次元があります。

どういう事か、分かりづらいと思うので例をあげます。
例えば、人権に関してです。

下の図を見て下さい。
人権の図

http://www.seijikeizaijuku.com/kihontekijinken.html

*↑↑こちらのサイトで、とても分かりやすく公民のことが解説されているので、ぜひ参考にしてください。

国家から制約を受けずに、自由に考えたり行動したりする権利を自由権といいます。
自由権はさらに、身体の自由・精神の自由・経済活動の自由に分類されます。
そこから、精神の自由であれば、表現の自由・思想良心の自由・学問の自由など、細かく分けられていきます。

図を見て分かるように、公民で出てくる用語には段階(階層)があるのです。
この次元を意識して、覚えていく必要があります。

よくある間違えとして、自由権と答えるべき問題に、「精神の自由」などと答えてしまう生徒がいます。

これは、問われている言葉の次元を間違えてしまっているのです。
少し分かりにくい説明になってしまいました。

要は、全ての言葉を同じように暗記するのではなく、

自由権→精神の自由・身体の自由・経済活動の自由→表現の自由、

など細分化されていくイメージをしっかりと掴んで勉強する必要がある、ということです。

 

後回しにする

一般的に、小中学校では公民を習うのは1番最後です。
その為、テスト範囲も狭く、覚える量の他の社会科科目に比べると少ないです。

しかし、公民はテストだけでなく、社会で暮らすためにも必要となる重要な教科です。
よく、公民のテストを後回しにしている生徒も居ます。

しかし、優先順位を下げたとしても後回しにするのは、オススメしません。
優先順位を下げたとしても、隙間時間でコツコツと勉強していくべきです。

公民は、それぞれの単元にが比較的はっきりと分かれている教科なので、隙間時間の勉強に向いている科目です。
これから紹介する方法も含めて、効率良く勉強していきましょう。

2.効果的な勉強方法

先ほども述べたように、公民は暗記量が少なくて済みます。
その為、効率良く学習していけば、多くの時間を費やさずに、点数UPが可能です。

図にまとめる

図を書く

公民では、図を書きながら暗記することをオススメしています。
先程の、人権の図も然りです。

三権分立なども、典型的な図で表されます。
これらの図を、何も見ずに書けるようになると、実力が付いている証拠です。

公民が得意になる方法は、関係性に注目することです。

例えば、「国会と内閣の関係」「や衆議院と参議院の関係」などです。
図を書くと、その関係性が視覚的に理解できるようになります

何度も図解しながら勉強していくと、自然と公民が得意になるでしょう。

文章で覚える

公民には決められた、言い回しがあります。

例えば、「人間らしく生きる権利」→生存権
「税金を納める人と負担する人が別の税金」→間接税などです。

これは、どんな参考書でも、試験の問題でもほぼ同じ文章で出題されると思います。
このような用語は、文章ごと覚えてしまう方が楽です。

一問一答の問題集では、問題文も何度も読み込んで、セットで覚えましょう。

また、記述問題もよく出題されますが、聞かれやすい部分は決まっています。
公民では、記述用の参考書を一通り学習すると、とても力が着くでしょう

*高校入試にオススメの公民記述式参考書はこちら↓↓

ニュースと関連づける

全ての教科の中で、最も現代のニュースと関連が深いのが公民です。

ニュースをチェックする癖は付けたいところです。
ただ、ニュース番組を必ず見る必要はありません。

ニュースアプリなどで良いので、今世の中で何が起きているのか、を把握しておきましょう。
政治のニュースなどは、公民で習ったことが実際に世の中で起きるので、学習内容が一気にリアリティを持っていきます

 

歴史と関連づける

歴史との関連も大切にしていただきたいです。

例えば、憲法など歴史の分野でも出題されるテーマです。
現代史を勉強してみるのも、今の公民を知る上で重要な手段です。

分野を決めずに、様々な方向から勉強してみることが大切です。

3.まとめ

公民の勉強方法をご紹介しました。
地理編、歴史編と異なる部分や共通している部分があります。

ただ、良い勉強方法には共通点も多いでの、様々な方法を試して
自分なりの最適な勉強方法を見つけて下さい。

勉強方法の記事はこちら→https://koko-koko-a-mondo.com/junior-high-school-entrance-exams-9/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメント

  1. tlovertonet より:

    Thanks for some other excellent article. The place else may anybody get that kind of info in such an ideal approach of writing? I’ve a presentation next week, and I’m at the search for such information.

コメントを残す

*