子どもが中学受験を目指しているけど、勉強に身が入らない。
どうにかして、勉強へのやる気を出させたい。
そんな悩みがある方へ向けた記事になっています。
この記事を読むと、小学生の勉強に対するやる気を上げる方法が分かります。
中学受験をすることを前提に書いていますが、そうでない家庭でも参考にして頂ける内容だと思います。
中学受験で迷っている方はこちら→中学受験で偏差値が上がらない3つの理由
内容は以下の通りです。
- 一方的に決めない
- 最適なレベルを見極める
- 課題を整理する
- 成功体験を重視する
- なんで勉強するの?と言う質問から逃げない
- 大人が勉強している姿を見せる
- まとめ
捕捉:記事の信頼性
簡単な自己紹介です。
中学校社会科・高校日本史の教員免許を持っています。
大学時代から、学習ボランティアや塾講師として教育に携わってきました。
現在は中学受験の塾で働いていて、講師歴は7年目になります。
勉強が苦手な生徒に特化した塾で、勉強のモチベーションを高めることに定評があります(現在空きコマ待ちの状況です)
一方的に決めない
中学受験の志望校など、保護者が一方的に決めてしまうことは避けるべきです。
小学生は考え方や表現の方法は未熟だとしても、全く考えを持っていない訳ではありません。
それぞれの子どもに意思がしっかりとあるはずです。
それを無視して勉強に向かわせても、やる気が起きないことは明白です。
もちろん全てを子どもの言いなりには出来ないので、保護者がレールを引くことも必要ですが
一方的に決めるのではなく、対話をする事が重要だと思います。
また、目標は子どもの言葉で言わせたり、紙に書かせる事が効果的です。
人間には一貫性の原理があり、一度宣言したことはその通りに実行する確率が高まるからです。
話し合いながら勉強の内容や目標を決め、それを生徒の言葉で紙に書かせてから実際に勉強をスタートする
という方法が一番良いかなと思います。
最適な目標の立て方についてはこちらを参照→やる気が出る正しい目標設定を解説
最適なレベルを見極める
特に中学受験の大手塾に通っている子どもによく見られる現象ですが、勉強の内容が分からず
やる気が持てないケースが多くあります。
イメージや世間体ではなく、子どもの相性を見極めた上で塾や勉強内容は決めるべきだと思います。
一方で簡単すぎることで、勉強に飽きてしまう子どももいます。
子どもにあった学習を提供するのは、本来は塾や学校の役目ですが
家庭でも子どもの声に耳を傾け、しっかりと現状を把握することが重要になります。
正しい塾の選び方はこちらもチェック→塾選びに失敗しない方法5選
課題を整理する
小学生のうちには、自分に必要な学習内容を自分で見極めることは出来ません。
そこは学校・塾・家庭の役目になります。
特に中学受験の大手集団塾などでは、大量の課題が出されます。
そんな途方もない量を課されると、勉強へのやる気を失ってしまうことが多いです。
その場合には、まず課題の量や内容を整理して
やるべき事を少なく明確にする事が大切です。
家庭だけでは出来ない場合には、中学受験専門の個別塾などのプロに頼ることが最適です。
中学受験のプロ個別塾はこちらをチェック→[ハズレなし]本当に質の高いプロ個別指導塾3選
成功体験を重視する
小学生のうちから勉強の意図を理解し、進んで勉強に取り組む子どもは少ないと思います。
勉強のやる気を上げる順番としては、
出来る→嬉しい→やる気が上がる
という手順が大切です。
まず初めに、出来る・分かるという気持ちを持ってもらうことがスタートになります。
志望校などの目標を見ると、もっと高いレベルや難しい問題に取り組ませたくなる気持ちは分かります。
しかし、成功体験をしっかりと積んでいくことで、勉強へのやる気を持っていると、
その後の学力が大きく伸びていきます。
小学生は特にメンタルによって、偏差値やテストの成績が大きく変わります。
前向きに勉強に取り組む様になるだけで、一気に偏差値が上がる様子を何度も見てきました。
焦らずに出来ることをコツコツと増やしていくことが、勉強へのやる気を上げる最も効率的な方法です。
なんで勉強するの?と言う質問から逃げない
勉強する理由や、将来何に使うの?という質問は、一回は受けると思います。
これに対する答えは様々で正解もないです。
小学生が完全に理解することも難しいかも知れません。
勉強をサボりたくて聞いてる場合もあるので、これらの質問に真面目に答えている方は少ないかも知れません。
しかし、この質問には真面目に答えるべきです。
理由は回答の内容よりも、回答する姿勢が重要だからです。
上記のような質問に適当に答えたり、流していると小学生は、本当は勉強する理由なんて無いんだと思ってしまいす。
誤魔化されている、というのは敏感に感じとるものです。
答えの内容は、それぞれで良いのでしっかりと子どもと向き合って、真剣に回答して欲しいと思います。
こちらのサイトで、勉強する理由が説明されています!→https://kodomo-manabi-labo.net/why-study
大人も勉強する姿を見せる
子どもに一方的に勉強をさせていませんか。
それでは、小学生の勉強へのやる気は生まれません。
仕事や家事など忙しいと思いますが、理想は子どもが勉強してる隣で
自分も英語を勉強したり、読書をすることです。
また中学受験の勉強をしている場合には、同じ内容を保護者も勉強すると効果的です。
社会や理科の暗記など、競い合いながら勉強すると、とても一生懸命勉強に向かいます。
一方的に勉強を強制するのではなく、ともに学ぶ事、勉強する姿を見せる事がとても大切になります。
まとめ
勉強のやる気を出す方法、小学生版をご紹介しました。
小学生の場合には、保護者の方の助けやレールを引く事が大切ですが
一方的になりすぎず、ともに頑張る姿勢が必要です。
課題量、学習のレベルなどバランスが大切になるので
子どもの気持ちをしっかりと聞きながら勉強を進めることが重要だと思います。
中学受験のデメリットとメリットを比較している記事もご参考にしてください→https://koko-koko-a-mondo.com/junior-high-school-entrance-exams-7/
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