[完全版]受験勉強のモチベーションを上げる方法10選[効果あり]

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明るい女性と多くの風船

受験や資格などの勉強に対する、モチベーションの上げ方についてまとめました。

  • 受験が近いのに勉強が進まない。
  • 将来の為に勉強したいのに、つい誘惑に負けてサボってしまう。
  • 面倒な作業に対するモチベーションの上げ方を知りたい。

こんな方々向けの記事です。

この記事を読むと、自分で意図的にモチベーションを上げることで様々な目標を達成する事が出来る様になります。

内容は以下の通りです。

  1. モチベーションについて
  2. 勉強や作業のモチベーションを上げる方法10選
  3. 一番伝えたい事とまとめ

 

捕捉:記事の信頼性

簡単な自己紹介です。

中学校社会科・高校日本史の教員免許を持っています。

大学時代から、学習ボランティアや塾講師として教育に携わってきました。

現在は中学受験の塾で働いていて、講師歴は6年目になります。

そんな僕自身も、決して立派な人間ではありません。
遊んだり、怠けたりする事もよくあります。

しかし、そんな僕でも様々な工夫をすることで、平均以上の努力と成果を生み出してきました。

そんな工夫を皆さんと共有したいと思います。

 

1.モチベーションについて

まずは少しだけ、モチベーションについて説明します。

触りのみの説明になるので、詳細が知りたい方は以下のサイトを読んでみてください。

モチベーションについて→https://kaibalog.com/intrinsic-extrinsic-motivation/

モチベーションの種類

モチベーションと一口に言っても、実は2つの種類があります。

知っている方も多いと思いますが、外発的動機付け内発的動機付けです。

外発的動機付けとは、その名の通り外部の環境を要因としたモチベーションです。
例えば、「テストで良い点を取ればご褒美が貰えるので、頑張る」「罰が怖いから、勉強を頑張る」などです。

一方で、内発的動機付けとは、自分を要因としたモチベーションです。
自分の好きなことや興味のある事を頑張っている様な状況が当てはまります。

これらを比べると、内発的動機付けの方が理想的な事は一目瞭然です。

外部から強制されずに、勉強や作業に向かえたら一番良いと思います。

しかし、内発的なモチベーションにこだわり過ぎる必要性はないと思います。

これらの動機付けは、完全に二分されるものでは無いからです。

「最初は強制されていた事が、楽しくなって自ら進んでやる様になる」
こんなケースはよくあります。逆も然りです。

あまり細かく考えずに、”どうしたら、勉強などの努力を続けやすいのか”に焦点を絞って考えていく事が大切になってきます。

 

 

2.勉強や作業のモチベーションを上げる方法10選

ジャンプしている人

人は本来、怠け者です。

意志の力に頼っていても、努力は続きません

色々な工夫をしていくことが大切です。

以下で、そんな工夫を10個紹介していきます。

*オススメの勉強方法についてはこちら→https://koko-koko-a-mondo.com/junior-high-school-entrance-exams-9/

①まずは5分だけやる

動機付けの説明でも書きましたが、人のモチベーションは変化していくものです。

最初は面倒なことも、やり始めると大した事ないと感じることも多いです。

とりあえず、机に向かう事が大切です。

その為に、最初のハードルは出来るだけ低くしてください。

壮大な計画を立てて、何時間も連続して勉強しようとするのではなく、「まずは5分だけやる」という気軽な気持ちで勉強をスタートしてみてください。

人は一度始めてしまうと、逆にやめる事がめんどくさくなります。変化を嫌うので、今やっていることを継続する方が楽になるのです。

「まずは5分」この意識が大切です。

それでも、勉強などを始めるのが苦手な方は、自分でカウントダウンをするという方法を試してください。

ベットから起きれない時など、「3.2.1」と口に出してカウントダウンをします。
そして、0のタイミングで起き上がるのです。

単純な方法ですが、効果は抜群です。
嫌なことを始める時に是非使ってみてください。

 

②途中でやめる

人の集中力はそこまで長続きしません。

長い時間の勉強を続ける為には、必ず途中で休憩が必要になるはずです。

それ自体は当たり前ですが、ついつい休憩が長くなってしまい後悔しする経験は誰しもがあると思います。

休憩に入る時に必ずやって欲しい事が、中途半端な所で休憩を取る事です。

そうする事で、脳の片隅には途中で終わった勉強のことが残り続けていきます。

区切りの良いところで休憩に入ってしまうと、脳は勉強をやり終えたと勘違いしてしまいます。
その状態から勉強を再開する為には、もう一度スイッチを入れないといけないので大変です。

区切りの良く無いところで休む。これが休憩するときの鉄則です。

 

③宣言する

この方法も定番の方法かも知れません。

自分の目標を心の中だけにしまっておくと、途中で諦めやすくなってしまいます。

目標を決めたら声に出してください。

周りの人に宣言してしまうのが、最も効果的ですが難しかったり恥ずかしい場合もあると思います。

そんな時はSNSで匿名で発信したり、声に出して独り言を言うだけでも、意味はあります。

僕は近所の神社に毎朝お参りをして、その日のtodoを神様に誓っていました。
僕自身は神様を信じているわけではありませんが、自分の心の中だけに留めておくよりは、諦めずらい環境を作る事が出来ていました。

 

④環境にこだわる

「どんな環境でも集中出来る」ことは理想的ではありますが、そこまで人は強くありません。

勉強に向かいやすい環境にはこだわるべきです。

携帯やゲームなどは、絶対に遠ざけてください。

意志の力に頼るのではなく、目に見えない場所に置いておくべきです。

一方で家では中々、集中できない人も多いと思います。

勉強する場所としては図書館が定番ですが、僕は喫茶店をオススメします。

理由は、少しうるさい事お金がかかる事です。

人は無音の状態よりも、少し周囲の音があるときの方が集中力が高まります。
その意味では、図書館は静かすぎると言えます。

また、喫茶店では飲み物などを注文する為にお金がかかります。

わざわざお金を払っているので、携帯などで無駄な時間を費やすことには抵抗を覚えるはずです。

僕自身は、自宅で作業や勉強をすることが多いですが、本当に集中したい時には喫茶店にいく様にしています。

ただ、新型コロナなどの状況を考えると自宅では勉強できない状態は、良い傾向とは言えません。
自宅でも、勉強や作業が出来る様になるのが理想です。

その為に、まずは勉強をする場所を決めてください。

自分の勉強机がある場合には、そこでは「勉強のみ」をしてください。

その机に向かうと、勉強のスイッチが入る様になるのが大切です。

音楽をかけるのも効果的です。
先程も書いたように、無音よりも少し音があった方が集中しやすい環境になるかも知れません。

その時は歌詞の意味が分からないものを選んでください。
洋楽や歌詞のないものが良いです。

僕はクラシックをかけていました。普段はクラシックは聞かないので、クラシック音楽が流れたら作業をするという合図を脳に送れるようになりました。

文房具

⑤道具にこだわる

今の時代には、100円あれば品質の良い文房具を買う事ができます。

文房具に興味がない人にとっては、どれを使ってもあまり気持ちに変化はないでしょう。

ただ、文房具が好きな人は、お気に入りの文房具を使うことでモチベーションを上げる事が出来ると思います。
お気に入りの文房具を使いたいという気持ちが、勉強や作業へのモチベーションに繋がる事もあります。

モチベーションアップの為には使える物は全部使いましょう。

お気に入りの文房具を探してみてください。

ちなみに僕はこのボールペンを愛用しています。

値段も安く、とても気に入っています。

⑥ルーティンを作る

すでに書いたように、勉強や作業へのモチベーションのスイッチを入れる為には、毎回同じルーティンをするのが効果的です。

朝起きたら、最初に何をしますか。

僕は顔を洗って、水を飲みます。

この行動にはモチベーションは必要なく、決まった流れを毎日行っているだけです。
勉強なども、ルーティンにすると全く苦ではなくなります。

完全に習慣化するには時間がかかりますが、「深呼吸を3回してから勉強を始める」など自分なりの決まりを作って実践していくと

いつの間にか習慣になっています。

すると、深呼吸さえしてしまえば、楽に勉強へのスイッチを入れる事が出来るようになります。

人は習慣をとても大切にする生き物なので、今の習慣から新たな習慣を作ることが大変ですが、一度習慣になって仕舞えばとても楽に継続できるようになります。

 

⑦時間制限を作る

誰しもテストになると必死に集中して取り組むと思います。
その理由の1つは時間制限があるからです。

夏休みの課題を終盤に一気に終わらせるのも、タイムリミットがはっきりと見えるからです。

逆に、一年や半年後の目標の為だけに目の前の課題に集中するのは難しいです。

1つの作業ごとにタイムリミットを決めることが効果的です。

また、強制的に時間制限のある環境に身を置くことも良いアイディアです。

例えばカラオケやネットカフェなどは誘惑もありますが、必ず時間制限があるので集中しやすい環境とも言えます。

僕の近所の図書館では、館内でパソコンを使える席の利用時間は1時間と決まっています。
短時間で集中したい時には、その席を利用しています。

 

⑧記録する

勉強や作業の記録は必ず取るべきです。

より効率の良いやり方を追求するためにも活用できますし、自分の成果を可視化することでモチベーションのアップにもつながります。

勉強時間や成果は目に見える形で保存する。

これは絶対にやって欲しい事です。

僕は、1日にやることはiPhoneのリマインダーというアプリで管理しています。

実行済みにするという機能があり、成果を可視化できます。
標準装備のアプリなので、試してみてください。

 

⑨誰かと一緒にやる

1人でやるより、誰かに見られていると感じる方がモチベーション高く取り組めるはずです。

ただ、友達と一緒に勉強しようとして遊んでしまった経験は多くの人にあると思います。

今では、YouTubeなどに作業の配信動画も多くあります。
それらを流しながら、誰かと勉強をしている感覚で取り組むと、集中力が高まるかも知れません。

この方法は向き不向きがあると思いますすが、一度試してみる価値はあるはずです。

 

⑩やらなかった時の事を考える

最後はマインドの話です。

勉強をサボりたくなった時、やる気が起きない時には「ゲームしたい、YouTubeが見たい」などその場の欲求ばかりを考えてしまいます。

そんな時には、「ゲームをした後の自分」を想像して欲しいです。
きっと、「サボってしまった。。」と自己嫌悪に陥っているはずです。

その自分を想像すると、ゲームは本当にやりたいことでは無くなります。

誰だって、素晴らしい自分で居たいはずです。わざわざ自己嫌悪に陥る行動は取りたくないのです。
サボってしまった結果を考える癖をつけると、意図的にモチベーションを上げる事ができるようになります。

 

3.一番伝えたい事とまとめ

そもそも、好きな事をやる為にはモチベーションを考える必要はありません。

自分がやるべき事を”好きになる努力”が最も大切な事です。

多くの人が、勉強は嫌いだと言いますが、受験をする上で勉強を嫌うことにメリットは1つもありません。
勉強を好きになれば良いのです。

多くの人は、「勉強=嫌なこと」だと自分で決めているだけです。
好きになる努力する事が重要です。

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