[成績を上げたい方は必見]社会科の勉強方法を徹底解説[地理編]

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羅針盤

社会の勉強方法を徹底解説シリーズ。
今回は、地理編です。

地理の成績を上げたい方向けの記事になっています。
内容は以下の通りです。

  • 地理のNGな勉強方法
  • 効果的な勉強方法
  • まとめ

捕捉:記事の信頼性

簡単な自己紹介です。

中学校社会科・高校日本史の教員免許を持っています。
大学時代から、学習ボランティアや塾講師として教育に携わってきました。
現在は中学受験の塾で働いていて、講師歴は6年目になります。

大学受験の際には、部活動を引退した8月から勉強を始めて、偏差値20以上のUPを経験してるので、これからの方法に一応説得力はあるのかなと思います。

 

1.地理のNGな勉強方法

落ち込む子ども

まずは、NGな勉強方法から紹介します。
多くの人がやりがちですが、効率のよくない勉強方法です。

これを読んで、自分の勉強方法を見直してみてください。
改善方法も書いているので、参考にしていただけると嬉しいです。

 

言葉だけ覚える

当たり前の話ですが、地理では「”どこにあるのか”」が大切です。
また、特徴とセットで覚えるのが最も効果的な方法です。

しかし、これまでの講師の経験上、単語のみを暗記している生徒は意外に多いです。
「最上川」「関東平野」など、用語は覚えていても、どこにあるか分かっていない方も多いかもしれません。

一度に「名前」「場所」「特徴」など一気に覚えた方が効率が良いです。
そのためには、教材選びが大切になります。

単純な一問一答形式の参考書だと、用語のみの暗記になってしまい、白地図などを別で用意する手間が出てきます。
*中学受験だと、コアプラスがとても優秀です。詳しくはこちら→https://koko-koko-a-mondo.com/junior-high-school-entrance-exams-5/

 

細かい数字に着目する

地理のテストでは、様々なデータが出てきます。
貿易や工業製品の割合などです。

それらの数字を細かく覚える必要はありません。

まずは「多い」などのイメージを掴むことが大切です。
細かい部分の暗記にこだわってしまっている人も多いですが、それだと効率が悪くなってしまいます。

なお、地理のデータは出来るだけ最新のものを覚える必要があります。
出版の年数が古い教材は、データが変わってることもあるので、注意が必要です。

 

結果だけを覚える

地理には様々な地形や自然現象が出題されます。

地形や自然現象には、そうなる理由が存在しています。
一見、「扇状地」などの用語が大切なような気がしますが、実際に試験で焦点になるのは、その地形になる理由です。

今回で言うと「なぜ扇状地ができるのか?」という部分です。

そこを抜いて、ただの用語の暗記になってしまうと、地理では点数が上がりません。

遠回りの様ですが、必ず”理由”に注目して暗記を進めてください。
勉強中に出てきたら、積極的に調べる習慣が大切です。

今は、検索するとわかりやすい解説が読めるので、それらを活用していきましょう。
*扇状地が出来る理由はこちら→http://chiri-tabi.com/chikei/entry173.html

 

2.おすすめの勉強法

地図で目的地を示す

ここからは、オススメの勉強方法を5つ紹介します。
実践あるのみ!なので、ぜひ試してみてください。

 

写真を見る

地理の学習で最も理想的なことは、その土地に実際に行くことです。

実際に足を運びんで学んだことは、記憶にはとても残ります。

しかし、勉強の為にわざわざ日本全国を旅することが現実的ではありません。

そこで、せめて写真だけでもよく見るようにしていただきたいです。

資料集やネットで探せば、いくらでも写真が見られます。
例えば、全国の伝統工芸品などです。

問題に出てきた都市の写真でも良いです。
直接テストに出ないような写真でも、特徴などの暗記の役に立ちます。

視覚的なインパクトがあると、覚えやすいので効率的に暗記できます。

 

問題を解く練習をする

地理のテストでは、単に知識を知っていても間違えてしまうことが頻繁に起こります。
時間をかけずに資料の読み取り問題を解くには、練習が必要になります。

知っている=問題が解けるではありません。

問題を解き、点数をアップさせるためには演習量が必要です。

受験勉強の場合には、何度も過去問を解くなど問題に慣れる必要がある事を忘れないでください。

 

暗記するポイントを絞る

すでに述べたように、地理には多くのデータが出てきます。
しかし、それらを全て覚えることは出来ません。

それぞれのデータで特徴のある部分のみを

1つか2つピックアップして覚えていくことが大切です。

例えば、下のグラフを見てください。
工業製品出荷額の内訳

http://blog.livedoor.jp/veritedesu/archives/1871800.html

このグラフは、工業地帯(地域)の製品出荷額の内訳を表しています。

このグラフでは、覚えるポイントを以下の様に絞ります。

  • 機械が多い→中京工業地帯
  • 化学が多い→京葉工業地域
  • バランスが良く、金属が多い→阪神工業地帯
  • バランスが良く、化学が多い→瀬戸内工業地域
  • 機械が多く、化学も多い→京浜工業地帯
  • 機械が多く、食料品が多い→東海工業地域

こんな形で、ポイントを絞り整理して覚えることができます。
少ない情報量の暗記で済むのでオススメです。

ゲームを活用する

ゲームと聞くと勉強の対極にあるような気がしますが、地理などには役に立つゲームがたくさんあります。

有名なところで言うと、桃太郎鉄道です。

これは日本全国を双六の様に回っていくゲームです。
様々な要素があり、大人気のゲームです。

このゲームにハマるだけで、日本地理にはとても詳しくなります。
やりすぎには注意ですが、適度に遊ぶととても役立つゲームです。

地理には様々なアプリもあるので、検索して試してみるのもオススメです。

しかし、アプリなどやはりハマりすぎが怖い。。。という方も方もいると思います。(中学受験生の保護者の方など)

そんな方には、こちらもオススメです。(中学受験用です)
地理という教科は特性上、楽しみながら知識を増やしていけるのでオススメです。

 

他教科との繋がりを意識する

地理という教科は、非常に広範囲な知識が必要になります。
その分、他教科との関連さいが高いのも特徴です。

例えば、気象などは理科と関連がありますし、河川や平野の名前には旧国名が関連していることも多いので、歴史との結びつきも強いです。
データや資料の読み取りは算数・数学の力を使います。

全ての教科に言えますが、知識の幅をその教科のみに限定してしまうのは、非常にもったいないことです。
様々な教科の知識を活用しながら、勉強していくことが理想的な学習です。

それが、地理だと行いやすいと思います。

3.まとめ

今回は受験やテストを想定して、地理の勉強方法について紹介しました。
しかし、本来の学ぶ目的は受験やテストだけではありません。

最後にご紹介したように、様々な教科と関連づけながら、興味の幅を広げて学んでいくことが理想的です。

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コメント

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