[中学受験]偏差値が上がらない3つの理由[解決策も解説します]

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勉強が分からない小学生の図

中学受験を目指している小学生の偏差値が上がらない理由と解決策をまとめました。

  • 『中学受験の為に塾に通っているけど、偏差値に変化がない』
  • 『むしろ、前より成績が下がっている。。』
  • 『志望校との差が開く一方だ。。。』

上記の悩みに当てはまる方は、この記事を読むと”偏差値が上がらない理由”とその”解決策”が分かると思います。

捕捉:記事の信頼性

僕自身は、現在中学受験専門の塾で働いています。
講師歴は5年以上になり、俗に言う”逆転合格”を何度も経験してきました。

ちなみに、教員免許も持っています。

 

本記事の内容

  • 偏差値が上がらない3つの理由
  • 解決策の解説
  • まとめ

 

①塾の授業が時間の無駄になっている

多くの時間、塾に通っているにもかかわらず、成績が継続的に下がっているケースの多くがこの理由です。

中学受験業界には、大手集団塾がいくつかあります。
この文章を読んでいる方の中にも、子どもが大手塾に通っている方も多いと思います。

しかし、塾の名前だけで合格できるほど中学受験は甘くありません。
子どものレベルに合っていない授業を受け続けても結果が出ないことは明白です。

例えば、基礎の暗記ができていない状況で、授業では問題演習とその解説がメインとなっている場合があります。

すると、授業の演習や解説が全く身に付いていきません。

大学受験などのレベルになると、自分自身で勉強の仕方を工夫しながら、予備校等をうまく活用することができます。

しかし、小学生のうちにそれらを求めることは難しいです。

子ども自身の現在の学力や得意不得意に合っていない塾に通いながら、塾に合わせて勉強していくことは非効率的な方法です。

 

解決策は?

まず、実行していただきたいことが、子どもが塾での授業内容を理解しているかを確認することです。

基本的なことでいいので、授業の内容を聞いてみてください。

課題はやっていても、実は「内容は全く理解出来ていなかった」というケースが意外に多いと思います。

当たり前のことですが、授業が理解出来なければ成績は上がりません。

授業が意味のないものになっていると感じた時には、転塾を考える必要があります。

塾の実績や規模ではなく、子どもの成績を上げられる環境かどうかで、塾を判断する必要があります。

*塾の選び方については別の記事で解説します。

 

②教材のレベルがあっていない。

2番目に多いのが、教材のレベルに関する問題です。

中学受験には多くの教材がありますが、”定番”と言えるものがあります。
(例えば、四科のまとめやコアプラスなど)

しかし、それらの教材も科目によって対象生徒のレベルが微妙に違います。

SAPIXの教材である、「コアプラス」は優れた教材です。

社会に関しては、基本的なレベルの生徒でも使いやすいオススメの教材と言えます。

しかし、理科ではあまりオススメできません。

理由は、基本的な知識と応用的な知識は同じページに混在しているからです。

このように、同じシリーズの教材だとしても、科目によって使い分ける必要があるのです。

1番目の理由と重なる部分ですが、子どもの学力を段階的に伸ばしていく為には、教材の取捨選択が必要不可欠なのです。

 

解決策は?

受験の教材選びが難しい理由の1つは、通っている塾が出版している教材を使用する必要があることです。

子どものレベルと教材が合っていなくても、塾では他の教材をオススメ出来ないのです。

そこで、第三者の意見が必要になります。

ブログや口コミから、教材のレベル感や特徴をリサーチし、実施に自分の目で確かめながら教材を選ぶことが大切です。

*僕のオススメの教材は別の記事で紹介するので、ぜひチェックしてください。

 

③問題演習の量が多すぎる

最後の理由は、少し意外かも知れません。

『応用力をつけたい』『思考力を伸ばしたい』

と思っている方が陥りやすいケースです。

前提として、問題演習を重ねることは重要なことです。

しかし、方法が間違っていると結果に繋がりづらいという話です。

受験(特に中学受験)では、問題の解法のパターンがある程度決まっています。

そのパターンはある程度暗記する必要があるのです。

つまり、同じ問題を何度も解くことで基礎力を固める必要があります。

『応用力にこだわり過ぎてしまい、新しい問題ばかりを解いている。』

『間違った問題の答えだけを直して、違う問題に取り掛かる。』

こんな状態に心当たりのある方もいると思います。

少しでも難しい問題が解けるようになって欲しいと言う焦りは理解出来ます。

しかしこの状態では、成績が伸び悩んでしまうかもしれません。

 

解決策は?

まずは、同じ問題、1つの参考書を完璧にするという意識が必要です。

問題とその解き方を暗記するレベルになってから、応用問題に挑戦していくという流れが大切です。

初見問題ばかりを解くことにこだわると、基礎的な力が身に付かず、成績の伸び悩みを経験する事になります。

 

まとめ

今回の記事をまとめると

『子どもに合っていない勉強をしていても、成績は伸び悩む』

という事です。

一般的な方法が、必ず正解ではない

という認識を持っておくことが大切なのです。

この記事が、子どもの成績のお悩みの解決に貢献できたら嬉しいです。

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コメント

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